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高校生の現状の課題とStudyplus for Schoolの活用方法「学習塾ユニバースクール」【10/22イベントレポート】

 

みなさんこんにちは。

学習塾ユニバースクールの田中です。

本日は「高校生のために私たちが出来ること。」について、お話させていただきたいと思います。ちょっと緊張してるんですけど、どうぞ最後までよろしくお願いいたします。

まず、私たちの学習塾ですが、2015年にスタートして、メインは中学生でやっています。高校生も17%くらいいるんですけども、これは中学生が卒塾した後に、「高校生になっても面倒見てくれ」という要望に応えて、開校当時から高等部も運営しています。今現在高等部は、一切外部募集はしていません。

 

高校生は本当に忙しい

高等部をやっている中で、『とにかく高校生は忙しい』と日々思っています。

例えば、平均的な高校生の1日の時間使い方をみてみると、学校や部活がメインではありますが、ちゃんと遊んで、睡眠時間も確保しないといけません。また、中学生に比べると、通学にも時間がかかるので、移動時間だけでもかなりの時間を取ってしまいます。

 

高校生は勉強に対するモチベーションが低くなっていく。

特に運動部の生徒などは、朝練もあり、夕方も20時、21時まで部活をしてへとへとになった状態で塾に来ます。その忙しさから、勉強にとる時間が徐々に少なくなってしまいます。

そして、忙しさが原因かはわからないですが、高校生は特に勉強に対するモチベーションが低いです。低いというよりは、低くなっていくといったほうがいいかもしれません。

始めは、「◯◯大学に入るぞ」とやる気を持って高校に入学しますが、いざ入学してみると、勉強と部活、バイトと勉強、という生活になり、遊びや部活と勉強を比べると、どうしても勉強が負けてしまう、そういった現状があります。

 

 

映像授業を使っているだけだとどうしても成績が伸びない

そしてもう1つ私たちが塾をやっていく中で感じていることがあります。私たちは開校当初から映像授業を使って授業をやっているんですけども、『ただ映像授業を見せているだけだとどうしても成績が伸びない』と確信しています。

 

 

 

Teacherとしてではなく、Trainerとして関わっていくという決断

これらの課題について、私たちは日々悩み、スタッフ同士で話し合い、ついにこの4月に今までのやり方から大きく高等部のシステムを変えることにしました。

 

とにかく高校生は忙しい。

そんな彼らに寄り添い、勉強のやり方を教えて、毎日サポートしていく、そういった存在になると決めました。

つまり、『先生、Teacherとしてではなく、Trainerとして彼らと関わっていこう』と決断しました。

実際4月からはじめて5か月くらい経つんですけれども、この方法でよかったなと自信を深めています。

 

 

徹底した定着までのサイクル

 

具体的な改革の中身について紹介していきます。

まず1つ目。私たちは確実に生徒に知識が定着するためのサイクルを回しています。

先ほども言いましたが、ただ映像授業を見せていくだけだと、どうしても成績が上がりません。私たちは絶対に映像授業だけでは完結させず、カリキュラムのほんの一部であると強調しています。

 

現在ユニバースクールでは、映像授業を2つ、ベリタスアカデミー・学びエイドを導入しています。使い分けとしては、ベリタスは講義・授業として、学びエイドは辞書として利用しています。

例えば「ベリタスのこの部分が分からない」と生徒に言われたら、「じゃあ学びエイドで検索をして、その映像を見てみようか」といった具合です。他にも「学校の授業でここが分からない」、「参考書・問題集を解いているときにここが分からない」と言われたら、「じゃあ学びエイドで調べよう」と私たちがアドバイスをしています。

 

繰り返しになりますが、大切なのは映像授業を見せっぱなしにしないということです。

 

そこで私たちは、

映像授業→チェックテスト→前回のチェックテスト→映像授業の類題

というサイクルを構築しました。

 

例えば、英語の映像授業を見てきたら、塾に来て英単語テストをします。そして前回の範囲のチェックテストを行い、しっかり前回の内容が定着しているかどうかを判断します。その後、特訓講座として見てきた映像の範囲の類題をひたすら解かせます。

 

とにかく塾にいる間は頭も手もフルに活動させて勉強できるようにしています。

 

映像授業を見るだけでは、わかっていないままでもどんどん進めてしまいます。でもわからないまま先に進んだところで成績は絶対に上がりません。私たちは決められた範囲の映像を見たら必ずチェックテストをして、それに合格したら次の映像授業に進むというサイクルを徹底しています。

合格できなかった場合は、できるようになるまでとことん類題を解く演習をします。そしてもう一回チェックテストを受けて、合格した生徒は次の映像授業に進むし、合格できなければ、何度でも何度でも演習をして、理解するまで次には絶対に行かないようにしています。

 

 

こうすることで、数学が得意だと思っている生徒はどんどんチェックテストに合格して進んでいきますし、逆に数学が苦手だなと思っている生徒は、自分のペースで進めていくことができます。

 

この演習の担当はアルバイトの講師にやってもらっています。彼らは教えることはせず、チェックテストや演習の採点をメインでやっていますので、必ずしも高い学力は要求しません。ただ、生徒の進み方は一人ひとり違うので、そこは責任者である私がしっかり進路を把握して、「今日これをやらせてください」という指示をアルバイトにしています。

 

 

生徒に合わせたパーソナルカリキュラム

 

そして2つ目。彼らは一人ひとり進路が違うので、パーソナルカリキュラムで進めていこうということにしています。

私たちは最低でも月に1度、多い時は2週間に一回必ず面談を行っています。その時に話し合い、理解度も把握した上でその月の予定を決めています。

ユニバースクールの中には物好きがいて、「毎日塾に来たいです」、「どんどん開けてください」という生徒もいて、そのような生徒は月曜から土曜まで毎日塾に来て勉強しています。

逆に部活がとてもハードな子は、「しっかり火曜日と金曜日は頑張って塾に来てそこで演習をしよう」という話を面談でしています。

 

 

勉強へのモチベーションを維持するための「スタディマネジメント」

 

そして最後に3つ目。私たちが一番課題だと思っていることは、高校生の勉強に対するモチベーションが非常に下がりやすいということです。そこで、高校生のモチベーションをキープするために、「スタディマネジメント」というものを行なっています。スタディプラスさんのアプリを使い、家にいても塾にいてもどこにいても生徒はしっかり勉強を記録して、私たちはそこに対して毎日アドバイスをしています

 

 

毎日生徒一人ひとりにメッセージ

 

このスタディプラスの具体的な活用方法について、お話させていただきます。

 

私の1日の流れに沿ってご紹介します。

まず昼過ぎに出社しまして、生徒の学習データをStudyplus for Schoolでチェックしています。まずはしっかり勉強が出来たかを見て、その後に勉強した科目や時間、そして時間帯も見ます。

 

私たちが、毎日彼らにメッセージを送るのには理由があります。こういうアプリはやはり継続しないと意味がありません。始めは生徒たちは、楽しい楽しいといってみんな記録をしてくれるんですけども、徐々に面倒くさくなってくるのか記録しなくります。そこで私たちは、毎日メッセージを送ることによって、「どこにいても毎日君たちの勉強を見てるよ」ということを伝えています。そのかいあってか、実際ユニバースクールの生徒は継続して記録することができています。

 

 

面談の準備にかかる時間が減少

 

そして一通り生徒にメッセージを送り終えると、夕方から雑務を片付けます。生徒たちがやってくると、面談や自習・演習中の生徒の見回りをしています。

Studyplus for School導入前は、面談は紙で資料を用意して、生徒からヒアリングをしてと、準備だけでもかなり時間がかかっていましたが、導入後は、準備にかけていた時間が減って、その分多くの面談をすることが可能になりました

 

さらに視覚的に分かりやすくグラフが出るので、生徒にもわかりやすく客観的に伝えることができます。

面談をしていくうちに反省が出てくるので、その反省をプランニング機能というのを使って、次の期間の毎日の計画に落とし込んでいっています。

面談は、生徒のモチベーションをキープするために、とても大切なことだと思っています。

この面談をスタディプラスを使うことによって、効果的かつ効率よく行うことができます。

最初に挙げた、高校生のモチベーションをキープすること、そして高校生の学習を管理することにおいて、スタディプラスは本当に本当に重要なアプリケーションだと私は思っています。

 

ユニバースクールでは、毎月生徒にアンケートをとっていて、その中でもやっぱり生徒たちは、私たちから毎日メッセージが来るのが嬉しいみたいで、スタディプラスの満足度はかなり高いです。

 

 

高校生の未来のための「未来デザイン講座」を開始

 

そして、高校生の未来のために、9月から新たに「未来デザイン講座」というのをはじめました。意外に高校生は大人の話を聞く機会がありません。身近にいる大人は、保護者か学校の先生か塾の先生かぐらいです。あまり社会のことを知らない、将来のことをよく分かっていない、それなのに、彼らは文系理系を決めたり学校の志望校や学部を決めたりと、将来のことを決めなきゃいけないんです。無茶な話だと思いませんか?ですので、私たちは社会で活躍する様々な人を招いて講演会をやってもらっています。

 

この講座は夏休みにもまとまった時間をとってやりました。その時は実際にユニバースクールの塾長になったつもりで、1年間ユニバースクールを経営してもらって、ちゃんと支出や収入も計算して、1年間でどう塾を発展させるかというのをチームごとに話し合ってもらって、みんなの前でプレゼンまでしてもらいました。

最初は、家賃や光熱費など全く見当違いのことを言っていたんですけれども、みんな話し合って自分達でしっかり調べていくうちに、最後の方は本当にユニバースクールの収支がバレてるんじゃないか、というぐらい惜しい回答を出してくるチームもいました。

本当にこういう講座は学校では学べないことだと思っているので、継続してやっていきたいと思っています。

 

この講座で、私たちは、先生としてああしろこうしろとは言いません。メインは生徒たちで、生徒たちが自分たちで話合ってしっかり答えを出す、ということに注力しています。

 

この講座のおもしろいところは、普段見られない生徒の新たな一面が見られるところです。例えば「10年後の自分を想像してみよう」というお題の時には、意外な子に結婚願望があったり、「100年後の世界はどうなってるか」という問題に、「あ、そんなこと考えてるんだ」という新たな一面が見られて、私たちの刺激にもなります。

 

 

これからの塾としての夢

 

最後になるんですけども、これからの私たちの目標・夢について語らせてもらいたいと思っています。

 

最初に言ったように、今の高校生は本当に忙しいです。それなのに「とりあえず勉強しろ」というのは肉体的にも精神的にもかわいそうなことだと思っています。

ですから、私たちはEdTechのサービスを使うことによって効率よい勉強を行い、成績をしっかり上げることを実現していきたいと思います。なおかついままで勉強に使っていた時間を余らせることを可能にし、余った時間を、先ほどのように自分の将来について考えたり、塾という場所にとらわれず、いろんな所に行っていろんな大人に会っていろんな経験をして、自分のことを考える時間を提供できる学習塾を作っていきたいと思っています。

 

本日はありがとうございました。

 


 

Studyplus for School を無料で使ってみたい方はこちらから。